東京よみうりCCの真の18番はプロでもダボをたたいてしまう難ホールです。一打目、バンカーにいれた宮里の二打目はトップしてグリーンの反対側のラフへ。そこからの傾斜があって難しいアプローチをチップインして劇的なパーセーブでの優勝でした。
東北福祉大学の後輩である、池田勇太や松山英樹が華々しい活躍をする中、アマ時代に日本学生や日本アマの大会等で輝かしい経歴を持ち、怪童と呼ばれた宮里優作はしかしながらプロに転向した後は、2位になること6回、11年間優勝に届きませんでした。腐らず、我慢して初Vをもぎとった男の眼には涙がありました。
来期は、石川も松山も不在ですが、一皮むけた宮里の到来を予感させてくれる、今季ツアー最終大会での優勝でした。