第一人者浅見八瑠香が欠場した柔道グランドスラム東京大会女子48kg級で大成高校3年生(18歳)の近藤亜美(写真)が、金星を挙げました。
準決勝で、ロンドンオリンピック覇者のサラン・メネセス(ブラジル)に、さらに決勝でモンゴルの世界女王ウランツェツェグ・ムンフバットにそれぞれ1本勝ちで連破し優勝を飾りました。
今は52㎏級の中村美里が2005年の48㎏級の講道館杯と、福岡国際柔道で、谷亮子が欠場する中、高校1年(16歳)ながら、連覇し、ポスト谷の有力候補として脚光を浴びたときのことを思い出しました。
新星誕生は嬉しいですね。
52㎏級には、中村美里(24歳)は欠場で残念でしたが、世界選手権3位の橋本優貴が制しました。
11月3日の全日本学生体重選手権の団体戦の決勝で左肩を亜脱臼し、試合も負けるという精彩を欠いた男子60kg級の世界王者高藤直寿は豪快な肩車で相手を投げ飛ばしグランドスラム東京大会を連覇しました。
男子66㎏級は高丈智史が2年ぶりの金、女子57㎏級で宇高菜絵が優勝で、柔道GS東京大会初日は全5階級で日本人が優勝するという快挙でした。