原題はJack the Giant Slayerとなっていました。巨人退治(殺し)のジャックという意味ですね。109木場シネマで観ました。
童話「ジャックと豆の木」をベースに、人間と巨人の壮絶な戦いを描く3Dアドベンチャー作です。
舞台は中世のイギリス。農家の青年ジャックは、ふとしたことから人間界と巨人界を隔てていた禁断の扉を開けてしまいます。
秘密の豆の種を落として水を吸わせたため、人間の住む地上界と巨人の棲む天空界を巨大な豆の木(つる)で繋いでしまったのです。その巨大な豆のつるに引っかかって天空界に持ち去られたお姫様を救出すべくジャックは、王さまの命令で、城の親衛隊と共に豆のつるを登ってお姫様を探しに天空界へ行きます。
お姫様を探し当てなんとか地上界へ逃れたジャック達でしたが、何百年にわたり人間界から隔絶されていた巨人たちは、かつて自分たちが住んでいた地上を取り戻すため、逆に豆のつたを降りて人間界に足を踏み入れます。ジャックと城の兵隊300人が、100人の巨人を相手に戦いを挑む筋立てでした。
主人公ジャックを演じるのは「アバウト・ア・ボーイ」のニコラス・ホルトです。あのかわいかった少年は12歳のときでしたが、その彼も今や23歳、22歳でアカデミー主演女優賞を受賞したジェニファー・ローレンスと交際中とのことです。
親衛隊隊長にユアン・マクレガー、お姫様役には20歳の新鋭、エレノア・トムリソン、監督は「ユージュアル・サスペクツ」「X-メン」のブライアン・シンガーでした。