「俳句」の雑誌で、”切れ”についての解説を見つけました。
例証は松尾芭蕉の「おくのほそ道」からです。
一家(ひとつや)に遊女も寝たり/ 萩と月
注意すべきことは互いに似たものを組み合わせるのではなく異なるもの同士を組み合わせることのようです。
解説者の方は、「一家に遊女も寝たり」と「萩と月」の切れが生み出す「間」をとりあげ、互いに何の関係もない句を取り合わせることによって秋の情景に広がりが与えることに成功していると述べられていました。
古南瓜 闇夜を切り裂く黒マント 泉勇
我ながら駄作ですな(笑)