ムルソーを飲む予定です。
辛口白ワインといえばやはりブルゴーニュの独壇場でしょう。ご存知、シャブリから、赤のロマネ・コンティ、白の・・・と対比されるモンラッシェ、プイイ・フュッセ・・・・、そしてムルソー。コート・ドールの南半分を占めるコート・ド・ボーヌの南部分にムルソー村があります(ピュリニィ、シャサーニュ=モンラッシェ村へ続く)。このムルソーのトップ・クラスシャルムは日本の宮内庁御用達・・・・a wine purveyed to the Imperial Household Agency です。
ムルソーはローマ語の古語で二十日鼠のひと跳びという意味だとか・・・。きょうママンが死んだで始まって、太陽のせいでアラビア人を殺してしまう青年はカミュの”異邦人”の主人公ですが、彼の名がムルソーでした。ワインには関係ありませんが・・・。ムルソー(ワイン)はモンラッシェに比べるとソフトで乾かしたわら(あるいはナッツ)を連想させる香りがあるといいます。当たりがよく飲みやすいとも・・・。なんて言いながら、先日コント・ラホンのムルソーを飲んだのですが・・・、ナッツとかわらとか・・よく覚えてません。