ミスター通産省「風越」は、左遷されてもセルフ・イメージを高く持ち続け、仕事に対して貪欲に取り組んでいきます。Wining Edgeを信じてドン引きはしないこと。覚悟と自信が大事なんですね!
政治家の駆け引きの中で、風越と玉木の次官争いのレースは二転三転と翻弄されます。風向きが変われば逆風も追い風に変わる状況の繰り返しの中で、そうしたことに一喜一憂せず、仕事に一途に取り組む風越の姿勢に打たれました。
佐藤浩一が渋いですね。TVでは小説と違って、沖縄返還問題にまで踏み込んでいます。山崎豊子の近著「運命の人1~4巻」が取り上げたテーマです。