政治とジャーナリズムのつかず離れずの関係と対立は、最近観た映画「ニクソンとフロスト」や、山崎豊子の沖縄返還の舞台裏を扱った小説「運命の人」等で扱われています。
昨日木場シネマで観た「消されたヘッドライン」もまさにそうしたテーマを扱った映画した。
古参のぶんやさんとして、ラッセル・クロウがいい味だしていました。
去年NHK衛星題2の水曜日夜11時に放映されていた、英BBC製作の「ステート・オブ・プレイ」のハリウッド版リメイクです。昨年のTVも観ていたので、映画の途中でリメイク版だと気がつきました。
ねたばれになりますが、違いは、舞台がロンドンからワシントンへ、新聞社が「ヘラルド」から「ワシントン・グローブ」へ、問題の議員が「エネルギー委員会」から「軍事受注疑惑調査委員会」の委員へ、事件の背後に存在する大企業が「ユーエックスオイル」から「ポイントコープ」という軍事産業系列企業に変わっていたことくらいですかね。 そうそうBBCのTV版では、ホテルでの証言を隠し撮りされる男の人が完全にゲイでしたが、映画では両刀使いのような設定に変わっていました。