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少年老い易く、学成り難し。 気づきの日記帳
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塩キャラメルワイン


洗足池のマガーリで幻のイタリアのデザートワイン「シャケトラ」を飲んできました。イタリアのアマルフィーのような感じのある観光名所の産だそうです。

海岸線にそそり立つ畑で潮風の影響からでしょうか塩辛いミネラル感があります。

ドイツのトロッケン・ベーレ・アウスレーゼは酸味のあるデザート・ワインですが、これは塩味のデザートワインです。

アマルフィーのイメージからでしょうかちょっとレモン風味のメープルシロップ味でした。

写真を撮り忘れたけど郡上八幡の山菜をつかったリゾットが美味でした。


# by zoompac | 2012-05-26 07:05 | 酒・ワイン・珈琲・旅 | Trackback | Comments(0)
映画 「幸せの教室」


元気をもらえる映画でした。

リストラにあった50代の中年男(トム・ハンクス)が主役なのに、この作品を観る者に希望に満ちたすがすがしい気持ちを与えてくれます。

彼のひたむきで前向きな姿勢にまわりの人たちを巻き込んでプラスの相乗効果をもたらせてくれるのです。

勤務先の大型スーパーを大卒の学歴がないのでこれ以上の昇進はないから・・という理由でリストラされたラリーは落ち込みますが、すぐに気持ちを切り替えて就活を開始します。 バツイチの気楽な独り暮らしですが家のローンもたっぷり残っています。スーパーでのキャリア以外には海軍時代のコックという特技しかない50歳代のラリーにはそう簡単には就職先は見つかりません。

隣人から「知識は武器だから教育を受けろ」とのアドバイスを受けた彼はコミュニティ・カレッジで「スピーチ」と「経済学」を受講することになります。

そのスピーチの先生役がジュリア・ロバーツです。結婚生活への不満から講義への情熱も失っていました。

一方、ラリーは「経済学」の授業で知り合った若い女学生に誘われスクーター仲間に入ります。枯れ専の彼女の改造プロジェクトに従い、ヘアスタイル、ファッション、風水によるインテリアにと、ラリーは柔軟に変化していきます。 センスのいい彼女のおかげで冴えないオヤジから洗練された大人の男に変わっていきました。

まさに第2の青春です。すべてが新鮮で充実した学生生活を送るラリーはローンを解消すべく家を売ることになりますが、元海軍仲間が経営するコーヒーショップでのバイトにつくことができました。

そしてラリーは不機嫌なスピーチ講義のメルセデス先生の愛らしい一面に気づき心を惹かれていきます。

学生生活を楽しみ、講義の予習復習も着々とこなすラリーに触発されてメルセデスも自分の人生を見直しはじめます。

卒業試験の日、ラリーは最後のスピーチに挑みます。 人の心をつかむスピーチでした。 あとは見てのお楽しみにしてください。 ハッピー・エンドです。

最近Tsutayaで借りたDVDで見た米国映画は、世相を反映してかリストラを扱ったモノが多いです。 日本で公開されませんでしたが、リーマンブラザーズをモデルとした「マージン・コール」(2011)は冒頭でスタンリー・トウッチ演じるリスク・管理部門のトップがいきなりリストラを言い渡されるシーンから始まります。 「カンパニー・メン」もある日突然リストラされたエリート・ビジネスマンの苦闘をベン・アフレックが好演していました。


# by zoompac | 2012-05-25 07:57 | 読書・映画・音楽 | Trackback | Comments(0)
読書 「空也上人がいた」 山田太一


薄い小説です。155ページでしかも字が大きい。
登場人物はたったの3人です。 81歳の車椅子の老人吉崎さん、46歳の女性ケアマネジャーの重光さんとヘルパー2級の資格を持つ27歳の青年「私」です。

重光さんの紹介で「私」は吉崎さんのお宅へ個人の専属ヘルパーとして通うことになります。

81歳の男性から見た46歳の女性の姿と27歳の男性から見た女性像の描写のコントラストが面白かったです。27歳X46歳X81歳の恋愛感情が揺れます。

27歳の私と46歳の重光さんのセックスを見せてくれたら2人に遺産を譲るという吉崎さんの言葉に思わず反応して緊張してしまった59歳の読者である「私」でした。

死を間近に感ずる歳になって「他人の運命に関与したい」と思う吉崎さんの想いをどう受け止めればいいのでしょうか?

公園のつつじの花をむしり取って喜ぶ母娘のシーンも複雑な余韻を残します。生きること、生きる喜びを実現することにはやってはいけないと思い込んでいることを踏み越える「残酷さ」を肯定すべきなのでしょうか。

読了後、思わず自分の若さと青さに失笑してしてしまいました。

重光さんと私の会話が軽妙洒脱でしかも優しくてこの部分はほっとします。薄いけど、いっきに読めるけど、結構メッセージは目からウロコのようなものでした。

大なり小なり取り返しのつかないことや後悔の念は誰しも人生の坂を登っている途上のあなたの背中の荷物でしょう。何もかも承知で同じようにへこたれて、ただ黙って一緒に歩いてくれる空也上人があなたにはいますか?

下から見ると赤く光るという空也上人の像を観に京都の六波羅蜜寺を訪ねたくなりました。この世とあの世の堺にある六道の辻という地にあるそうです。空也上人は平安時代中期のお坊さんです。その頃六道の辻は鳥辺山といったそうです。


# by zoompac | 2012-05-24 07:14 | 読書・映画・音楽 | Trackback | Comments(0)
映画 「裏切りのサーカス」


原作はジョン・ル・カレの「ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ」です。ジョン・ル・カレは自身がイギリス外務省でM15、M16で働いた経験をもっています。彼の小説はたくさん映画になっています。「寒い国から帰ったスパイ1965年)、「リトル・ドラマー・ガール1984年」、「ロシア・ハウス1990年」、「パナマの仕立て屋2001年」、そして私の好きな「ナイロビの蜂2005年」です。レイチェル・ワイズがアカデミー賞 助演女優賞を受賞した作品です。

この「ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ」は日本で放映されませんでしたが、アレックス・ギネス主演(スマイリー役)でTVドラマ化されていたとのことです。アレックス・ギネスは初期のスターウォーズのオビ=ワン・ケノービを演じた人です。アラビアのロレンスでファイサル王子をやっていました。

難解な映画です。科白が少ない。唐突なフラッシュ・バックの連続で観客に緊張感を強いる作品なのです。お昼にワインを飲んだ私は完全に置いてけぼりを食らいました。

お酒を飲んでいなくても映画を観ながら人物関係図や話の繋がりを組み立てるのは困難だったと思います。

主役のスマイリーを演じたゲイリー・オールドマンがオスカー主演男優賞にノミネートされたときコントロールを演じたジョン・ハートが「ぜひ取らせてやりたいが、アメリカ人には難しい映画だから(無理だろう)」と言っていたそうです。予言的中でした。

ロンドンのケンブリッジ・サーカスにあることから英国情報部本部のことを「サーカス」と呼んでいるそうです。そこに二重スパイの”モグラ”(ソ連の潜入工作員)がいるとの疑惑をもった本部チーフの「コントロール」から引退した「スマイリー」にその追求の任を託されます・・・。

もともと多数の人物が登場し込み入った話なのですが、映画は大胆かつ要領よく整理したようです。ですが、あらかじめ予習をしてせめて人物関連図等を抑えておかないとすっきり理解するのは困難です。

私にとって敗北感を味わされた映画でしたが、カメラワークや音楽の良さは堪能できました。それに役者が渋いです。いい俳優が惜しげもなく投入されています。「俳優好き」の人にはこの配役だけで興奮してしまうのではないでしょうか?

007シリーズのド派手なアクションや音響効果とは対極のスパイ映画です。沈黙の重みにシリアス感を助長されます。胸がしめつけられるような緊張を強いられる・・・そんな映画でした。

「トーマス・アルフレッドソン」というスウェーデン人監督の名前を憶えておきましょう。スマイリーを主人公としたジョン・ル・カレの小説には他に「スクールボーイ閣下」、「スマイリーと仲間たち」等があります。この映画もシリーズにならないかなぁ。



# by zoompac | 2012-05-23 06:12 | 読書・映画・音楽 | Trackback | Comments(0)
映画 「ファミリーツリー」
「アバウトシュッミット」や「サイドウエイ」のアレクサンダーペイン監督の作品です。 2004年の「サイドウエイ」でアカデミー賞脚本賞を受賞しました。この2011年の「ファミリーツリー」でも2度目の脚本賞受賞となりました。

映画のストーリーはいたって簡単です。連れ添った妻が事故で植物人間になってしまいます。その妻が実は浮気の最中だったのです。それを娘や親友夫婦は知っていて自分ひとり気付かなかったダメ親父をジョージ・クルーニーが好演していました。このあたふたぶりが、サイドウエイのポール・ジアマッティに通じるところがあります。人間ってやつは仕方ないなぁ~・・という共感を覚えてしまいます。

実はジョージ・クルーニー演じるマット・キングはハワイのカメハメハ大王の末裔という設定なのです。そのギャップも手伝ってか、ジョージが普通のおじさんで、娘二人への接し方にとまどいながら、妻の浮気相手探しに奔走する様は哀れでおかしみさえ感じます。

このジョージがカッコイイ姿が一瞬ともない徹底ぶりもすごいです。監督は映画を見る聴衆のジョージに対するイメージとのギャップも狙ったのでしょう。

「家族」の切実で重い問題を、のどかなハワイアン音楽に乗せて、ハワイ特有の軽い気持ちのいい風のように描いてくれた作品でした。

ばたばたした後の、親父と娘二人のアイスクリーム?を食べながら居間でTVを見ているのが幕引きシーンというのも抑揚が効いていておしゃれでした。


# by zoompac | 2012-05-22 08:03 | 読書・映画・音楽 | Trackback | Comments(0)
読書 「太陽は動かない」 吉田修一


今朝は7時半ころと言われる金環日食の話題で持ちきりですね。小学生たちが外でわいわい騒いでいます。・・・ということで取り上げる小説も太陽にちなんだ「太陽は動かない」です。

芥川賞作家吉田修一氏の新境地を具現したスピード感あふれる産業スパイ暗躍小説です。

ホーチミン、上海、天津、香港、シンガポール、サンフランシスコ、東京、軽井沢、静岡、御殿場、種子島、丹後半島・・をスパイたちが丁々発止と駆け回ります。

ウィグル族、中国のエネルギー公社、東芝がモデルのような日系企業、米国CIA、日本の政治家、中国の政治家、太陽光発電、宇宙開発等の駒を駆使して、エネルギー産業の世界、NHKの隠し資産問題、中国政治家の派閥争い、ウィルグ族問題等のホットな話題もうまく盛り込んでいます。

ニュースのネット配信をしているアジアネット通信(AN通信)の支局員が主人公です。裏の顔はスパイです。産業情報などを企業や利害関係者に売りつけたりフォローアップ・サービスをしたりしています。この日本人スパイ達は24時間連絡を絶つと自動的に命が危うくなるという設定になっておりこのタイムリミット設定も登場人物のダイナミックな行動の原動力になっています。人気TVドラマ「24」を彷彿とさせる場面の切り替えしの忙しさです。

映画化された吉田氏の作品に「悪人」があります。現代に生きる寂しさや孤独感を描くため、年収、生活、家族等のデーティルを記してそれぞれの登場人物の人間を丁寧に書き込んでいましたが、今回の作品はそうした手法とは対極のものとなっています。

「横道世之助」でも見事な大学生の人間描写を見せてくれました。そういう点でこの「太陽は動かない」はハードボイルドなのでしょう。殺人もたんたんと客観的にニュース配信のような描写になっています。

謎の美女AYAKOの正体が謎のまま放置されているだけでなく、主人公鷹野の生い立ちなども抑えた説明です。

おそらくこの「太陽は動かない」はシリーズとなる予感がします。少なくとも謎の美女AYAKOをもう少し掘り下げた描写やNHKの隠し資産がAN通信の活動資金とどう結びつくのか等の説明がなければ消化不良の印象をぬぐえません。シーリーズの中で徐々にそれらの背景輪郭を見せる意図があるのではないでしょうか?
# by zoompac | 2012-05-21 07:06 | 読書・映画・音楽 | Trackback | Comments(0)
映画 「テルマエ・ロマエ」


マンガ大賞、手塚治虫大賞をW受賞したヤマザキ・マリさんの漫画「テルマエ・ロマエ」を映画化した作品です。この原作者のイメージを山越真美という名で上戸彩が演じています。

山越真理は福島県出身で独身という設定ですが、ヤマザキ・マリさんは十代でイタリアフィレンツエに渡り美術学校で11年過ごされていたようです。今はシカゴ在住、旦那さんがイタリア人で古代ローマ史おたくだそうです。皇帝の名前を全て諳んじているそうです。

映画の出来栄えは今一つでしたが、ルシウス役の阿部寛がはまり役でした。阿部ちゃんがお尻を惜しげもなく露出していました。小尻で引き締まっていました。

お尻と言えば、しかし阿部ちゃんより沢尻エリカでしょう。岡崎京子の漫画「ヘルタースケルター」の映画化です。元風俗嬢が全身整形で絶世の美貌を手に入れ、肉体を武器に男たちを手玉に取り芸能界のトップに上る話です。こちらもお尻を惜しげもなくさらけ出しているとのことです。マネージャー役の寺島しのぶをSMの女王と化した沢尻が蹂躙するシーンもあるようです。

テルマエ・ロマエの映画では日本の有名な温泉地も何か所か出てきました。階段で有名な伊香保温泉や、天狗のお面で有名な北温泉、草津温泉、玉川温泉等です。



# by zoompac | 2012-05-20 22:20 | 読書・映画・音楽 | Trackback | Comments(0)
DVD 「エニグマ」


エニグマとは「謎」という意味です。第2次世界大戦のときナチスドイツが用いていたローター式の暗号機の名前です。その暗号規で用いられる暗号のことも「エニグマ」と呼ばれます。ドイツが開発した暗号システムと言い換えた方がわかりやすいかもしれませんね。

柳広司氏のパラダイス・ロストの中にあった「暗号名ケルペロス」でもこのエニグマのことが紹介されていました。英国の諜報機関が大西洋で暴れまくるドイツの潜水艦Uボートの電信連絡の暗号エニグマを解読に成功しましたが、米国がその暗号解読専門家を商船で日米開戦前の日本に送り込もうとすることから結城大佐率いるD機関がハワイでその目論みを阻止しようとしますが・・・。

Tsutayaでこの「エニグマ」のDVDを見つけました。第2次大戦下のイギリスを舞台に、ドイツ軍の難解な暗号システムに挑む暗号解読チームの活躍を描いたロバート・ハリスのベストセラー『暗号機エニグマへの挑戦』を映画化したものです。

主人公の天才数学者が暗号解読と元恋人の失踪という2つの謎に立ち向かいます。監督は「ワールド・イズ・ノット・イナフ」のマイケル・アプテッド。出演は「M:I-2」のダグレー・スコットと「タイタニック」のケイト・ウィンスレット。

エニグマは2003年の映画ですから、1997年の「タイタニック」の後です。太った役柄なのかメガネのせいか途中までケイト・ウィンスレットだとわかりませんでした。


時は1943年、場所はイギリス軍の暗号解読センターです。ここに様々な分野のエキスパートが集められナチスドイツの暗号化装置“エニグマ”機の解読が進められていました。

その頃、チームの中心的存在で若き天才数学者のジェリコは、同じセンターで働く恋人クレアと喧嘩別れしたことが原因で神経衰弱に陥り、強制的に休暇を取らされていました。

そんなある日、彼は急遽センターに呼び戻されます。ようやく解読に成功したエニグマの暗号コードが突然変更されたのです。連合軍は一転して窮地に立たされました。大西洋に浮かぶ米英の商船に鮫のようにドイツの潜水艦Uボートが群がってきます。イギリス諜報部のウィグラムはこの一件でチーム内にスパイがいると睨み捜査を開始します…。

失踪美女捜査と暗号解読が時間制約の中テンポよく進み展開も思わぬどんでん返しがあって非常に面白かったです。



# by zoompac | 2012-05-19 07:47 | 読書・映画・音楽 | Trackback | Comments(0)
金環日食


いよいよ来週の月曜日に天文ショーが見られますね。

日食といえば、宮崎県高千穂町の「天の岩戸開き」が有名です。

最近嵌っている韓流歴史ドラマ「善徳女王」でもトンマンが日食を利用して王女の座に返り咲きました。トンマンは善徳女王となって百済、高句麗との三国時代の終焉を迎え新羅の半島統一を果たしますから7世紀後半です。そのころから暦があって日食の計算ができたようです。

日本の大河ドラマは平清盛です。いよいよ保元の乱のシーンです。いいごろあわせ(1156)で覚えました。この後、源平の合戦になっていきますが、源平水島合戦(1183年)に日食がありました。日食を知らなかった源氏はパニックに陥って知っていた平家に負けてしまいました。その後1185年に壇ノ浦で大敗した平家ですがこの水島合戦では日食情報で優位に立っていました。日宋貿易で大陸から暦を入手していたようです。

最近読んだ本に、与那覇潤氏の「中国化する日本」というものがあります。大学のライブ講義を本にしたもので知的刺激にあふれる本です。歴史の常識が覆させられます。

中国化する・・といっている中国とは実は平家が貿易していた「宋」の時代の中国のことです。

唐をモデルに大化の改新(645年)を起こし、中国に倣って律令の導入を図った古代日本でした。しかし中国ではその300年後宋朝の成立で社会の全面的な自由化と皇帝への権力集中という大革新を起こしていました。科挙の導入によって貴族の政治リストラを行ったのです。日本では受験勉強を促すだけの教科書・参考書を大量に印刷するメデイアが社会に広がっていなかったのでこの制度は導入できませんでした。平清盛は貴族政治に横槍を入れようとします。日宋貿易に寄って得た経済力が大きな武器でした。宋銭という貨幣流通の端緒も源氏の武家社会の成立で疎外されてしまいました。

自由競争社会は現在では米国の象徴のように言われていますが、与那覇氏はこの中国の宋の時代にそのモデルが誕生していたと言い切っています。なかなか面白い切り口です。

金環日食を迎えるにあたって遠い歴史を振り返るのも一興ですね。

# by zoompac | 2012-05-18 08:09 | 読書・映画・音楽 | Trackback | Comments(0)
DVD ゴーストライター


面白かったです。

ブッシュのプードルと揶揄されていたトニー・ブレア元英国首相がモデルになっています。どこまでが本当でどこから虚構なのかわからないところもわくわくさせられます。

その元英国首相アダム・ラングをピアース・ブロスナン、そのアダム・ラングの自叙伝執筆を依頼されたゴーストライターをユアン・マクレガーが演じます。

ラングが滞在する真冬のアメリカ東海岸の孤島に1ヵ月閉じ込められることと、締め切りまで時間がないことを除けば、おいしい仕事のはずでした。

しかし、執筆に取り掛かった矢先、ラングに、イスラム過激派のテロ容疑者を“不法”に捕らえ、拷問にかけたという戦犯容疑がかかる事件が持ち上がります。

前任者のゴーストライターは事故で死んだということに他殺ではないかという疑問が持ち上がり、執筆にも気乗りがしなくなったところに、この政治スキャンダルで、執筆 はかどらない原稿と格闘していく中で、ふと事故死とされていた前任のゴーストライターの死に疑問を持ち始めます。 

そしてラングの発言と前任者の遺した資料との間に矛盾を見出し、ラング自身の過去に隠されたもっと大きな秘密に気づき始めます。やがて彼は、ラングの妻ルースと専属秘書アメリア・ブライとともに、国際政治を揺るがす恐ろしい影に近づいてゆく・・・というストーリーです。

えーっ!とぶっ飛びに驚くタネが用意されています。 名匠ポランスキーのスリラータッチの政治サスペンスを堪能できます。孤島の風景描写がゴーストライターの気乗りしない執筆とマッチしていて印象深いです。



# by zoompac | 2012-05-15 07:29 | 読書・映画・音楽 | Trackback | Comments(0)
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