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お待たせ不破聖衣来、予選敗退の去年から一転、今年は大化けで女子1500mの頂点に君臨!_全日中陸上2017

f0090954_05333176.jpg熊本県で8月20日~22日に開催された第44回全日本中学(陸上)選手権の結果報告です。

女子1500mは、群馬県大類中3年の不破聖衣来が、去年10月のジュニアオリンピックBクラスで優勝したときの自身のベストタイム4:27.81を3秒近く縮める自己新記録(4:25.07)で貫録の優勝でした。

去年8月のこの全中陸上では予選5位で決勝に進めなかった不破聖衣来ですが、今大会でリベンジ達成し1500mの全日中の女王の座を射止めました。まさにシンデレラ・ガールですね

不破は去年の10月のジュニアオリンピックで優勝して以来、向かうところ敵なしの活躍が目を引きました。2年生ながら、3年生の風間歩佳等の強豪選手も寄せつけず、11月の東日本女子駅伝(群馬県代表)の中学生区間区間賞、今年1月の都道府県対抗女子駅伝(群馬県代表)も中学生区間区間賞、2月の千葉クロカンでも優勝していました。

去年の10月以来急成長、絶好調の不破聖衣来は、今季も県通信の予選で4:28.65という好タイムをマークし今大会の優勝候補筆頭でした。

全日中陸上2017女子1500m決勝の結果
(日本中学記録 4.19.46 福田 有以(稲 美 北・兵庫) 2010 / 全中陸上大会記録 4.21.00 髙橋 ひな(山 陽・兵庫) 2013)
1 4:25.07 不破 聖衣来(3) フワ セイラ 大類 群馬
2 4:26.45 杉山 明沙(3) スギヤマ アスナ 鎌ケ谷第二 千葉
3 4:27.33 南 日向(2) ミナミ ヒナタ 船橋葛飾 千葉
4 4:27.79 橋本 充央(3) ハシモト ミオ 大住 京都
5 4:28.05 石松 愛朱加(2) イシマツ アスカ 浜の宮 兵庫
6 4:28.36 横道 亜未(3) ヨコミチ アミ 浜松都田 静岡
7 4:28.62 原田 まりん(3) ハラダ マリン 田崎 鹿児島
8 4:29.31 松室 真優(3) マツムロ マユ 桂 京都
9 4:32.49 小代﨑 陽向子(3) コヨザキ ヒナコ 田崎 鹿児島

去年の全中陸上女子1500mは、4分30秒切り選手が上位3人だけだったのですが、今年はレベルが高かったですね。 上位8名が4分30秒切りでした。 しかも、今年の上位4人のタイムが去年の女子1500mの優勝タイムを上回るハイレベルでの戦いでした。

というか、2016年のレベルが低かったのかもしれません。参考までに、去年の上位3人の記録を示しておきます。

全日中陸上2016女子1500m決勝
1 4:27.89 樫原 沙紀(3) (呉昭和)
2 4:28.99 風間 歩佳(3) (船橋旭)
3 4:29.25 山本 晏佳吏(3) (琴浦)

2015年の女子1500mの全日中の優勝者は小笠原朱里で優勝タイムが4:25.81、この時は1位から8位まで4分30秒切でした。
2014年の女子1500mの全日中の優勝者は田中希実で優勝タイムが4:22.10、このときも7位まで4分30秒切でした。ちなみにこの年の5位が不破聖衣来のお姉さんの不破亜莉珠でタイムは4:25.23でした。

今年の陸上ジュニアオリンピックは、10月27日(金)~29日(日)に開催予定です。 不破聖衣来のさらなる飛躍を見たいですね。


# by zoompac | 2017-08-24 05:38 | スポーツ | Comments(0)

男子は石田洸介が1500、3000で二冠、去年のリベンジを果たす_2017全日中陸上

f0090954_06073408.jpg熊本県で8月20日~22日に開催された第44回全日本中学(陸上)選手権の結果報告です。

福岡、浅川中3年の石田洸介が予想通りの圧勝でしたね。 男子3000m、1500mの二冠に輝きました。

特に1500mは、去年の服部 凱杏の大会記録を更新しての優勝です。 さすが、1500mの中学生記録保持者ですね。

彼は、去年の全中陸上の3000mは、8:54.72で16位、1500mは4:03.13で9位でした。
それが、今大会では、3000mでタイムを22秒、1500mでタイムを9秒近く縮めて二種目制覇の急成長ぶりを見せつけてくれました。

急成長のきっかけは去年の10月のジュニアオリンピックですね。 男子1500mBに出場し、3:58.96で走りそれまでのJOの中2記録保持者佐々木塁の記録(4:00.01)を更新しての優勝でした。

今年1月の都道府県対抗男子駅伝に福岡県代表として出場し、第2区の中学生区間を区間3位で走り抜けました。 ちなみにこのときの区間賞は長崎の林田洋翔、区間2位は愛知の服部凱杏でした。 岩手の佐々木塁も同区間を区間11で走っていました。

1学年上の林田洋翔、服部凱杏、佐々木塁、馬場勇一朗擁する最強世代に、石田洸介がぐっと距離を縮めた駅伝大会でした。

そして、今年7月の福岡県中学総体で1500mを3:53.54で走りこれまた佐々木塁の持つ1500mの中学記録をあっさり更新してしまいました。

男子1500mの中学記録保持者として参戦した今年の全日中では、去年の惨敗のリベンジを見事に果たしました。 彼の次の目標は、ジュニアオリンピック3連覇ですね。(中1時の男子1500mCの優勝者も石田洸介です。)

石田洸介も事実上最強世代(林田、服部、佐々木、馬場)の仲間入りを果たしたと言えそうです。

全日中陸上2017男子3000m決勝の結果
1 8:32.50 石田 洸介(3) 浅川 福岡
2 8:37.21 野島 健太(3) 白山 千葉
3 8:37.64 石塚 陽士(3) 町田南 東京
4 8:38.45 五十嵐 喬信(3) 水府 茨城
5 8:38.71 伊藤 大志(3) 赤穂 長野

全日中陸上2017男子1500m決勝の結果
(日本中学記録 3.53.54 石田 洸介(浅 川・福岡) 2017 / 大会記録 3.54.49 服部 凱杏(千 種・愛知) 2016)
1 3:54.34(NGR)石田 洸介(3) イシダ コウスケ 浅川 福岡
2 3:57.81 後藤 謙昌(3) ゴトウ ケンショウ 翔南 愛知
3 3:58.53 分須 尊紀(3) ワケス タカノリ 美里 埼玉
4 3:58.89 石塚 陽士(3) イシヅカ ハルト 町田南 東京
5 3:59.02 鍜治 晃(3) カジ ヒカル 足立十一 東京
6 3:59.95 藤島 幹大(3) フジシマ ミキヒロ 松戸旭町 千葉
7 4:00.09 工藤 巧夢(3) クドウ タクム 大田原 栃木

# by zoompac | 2017-08-23 06:11 | スポーツ | Comments(0)

NHK海外ドラマ 「女王ヴィクトリア 愛に生きる」_興味深いヴィクトリア王朝の内幕!

f0090954_05482646.jpg日曜日午後11時のNHK海外ドラマの「女王ヴィクトリア 愛に生きる」を興味深く観ています。

全8回の連載ですが、20日日曜日に第4回が放映されてしまい、はや折り返しとなってしまいました。

ヴィクトリア女王は、わずか18歳で即位(1837年)しながら、63年7ヶ月(1901年まで)の長きにわたって国を治めました。(余談ながら、ヴィクトリアの玄孫に当たるエリザベス2世は、2015年9月9日に高祖母の在位記録を更新しています。)

大英帝国とは、イギリス王冠のもとに結合された植民地帝国の俗称です。エリザベス1世時代の海外探検に始りアメリカ植民地の独立にいたる期間の,北アメリカ,西インド諸島,インドへの植民地支配体制を第1次帝国と呼び,19世紀に入ってからの,カナダ,インド,オーストラリア,ニュージーランド,南アフリカなどの地域への支配を第2次帝国と称します。しばしばこの大英帝国には「太陽の没するところのない」との形容句がつけられています。

そういう意味では、女王ヴィクトリアは1877年に初代インド女帝に就き、この大英帝国の黄金期に英国のみならず英連邦を治めた「大英帝国の母」という呼び名にふさわしい女王です。

彼女の治世はそうした輝ける大英帝国の繁栄を讃えヴィクトリア朝と呼ばれます。政治・経済のみならず、文化・技術面でも優れた成果を上げました。この時代のものは、政治、外交、軍事、文学、科学、家具などいずれであれ、「ヴィクトリア朝の〜」と形容をされることでも有名です。

先に申し上げた通り、この時代、イギリスは世界各地を植民地化して、一大植民地帝国を築き上げました。その名残でヴィクトリア島(カナダ)、ヴィクトリア湖(ケニア・ウガンダ・タンザニア)、ヴィクトリア滝(ジンバブエ・ザンビア)、ヴィクトリア・ハーバー(香港)、ヴィクトリアランド(南極大陸)、ヴィクトリア(世界各地の都市名)、ヴィクトリア・パーク(世界各地の公園)など、女王の名にちなんだ命名も少なくありません。

私は、仕事の関係で1978年に8ヶ月香港に駐在しましたが、ホテルのすぐ近くにヴィクトリア・パークがあり、セントラルにあるヴィクトリア・ピークにトラムで登って、その頂上からヴィクトリア湾(ヴィクトリア・ハーバー)越しに九龍の街並みですが100万ドルの夜景と呼ばれるネオン輝く街並みをよく眺めていたことを思い出します。アヘン戦争の賠償としての英国が統治した香港にもヴィクトリア女王の名称が数多く残っていました。香港のホテルのガードマンにインド人が多いのも東インド会社からの名残ですね。インド国内の侵略戦争のみならずビルマ、マレー半島、シンガポール、香港等における主要軍事はベンガル地方出身のインド人傭兵(セポイ)で占められていました。

ドラマでも、ヴィクトリアの負けず嫌いの様子が多くのエピソードで語られています。ヴィクトリアは帝国主義政策においても最強硬派・主戦論者として政府に発破をかける役割を果たすことが多かったようです。その一方で、旧習を破って、「慈愛」を見せることも多かったようです。

ドラマでは、チャーチスト運動(選挙権が認められなかった都市の労働者階級による、普通選挙を議会に要求する請願運動。「人民憲章」(People's Charter)に普通選挙などの要求を盛り込んで誓願したので、彼らは憲章のチャーターからチャーティストと言われました。)の過激派が武装蜂起して捕縛され、打ち首(ギロチン)の刑に処されるところ、女王の一言でオーストラリアへの島流しへ減刑となるエピソードが語られていました。

ヴィクトリア女王の「大英帝国の母」の「母」という呼称にはこの「慈愛」の意味が込められています。そしてそのイメージは世界各地の植民地の臣民たちを一つに結び付け、大英帝国の維持・拡大に大きな礎となったようです。

これまた余談ながら、オーストラリアは、アメリカの独立により、1788年からアメリカに代わり流罪植民地としてイギリス人の移民が始まっていました。1828年に全土がイギリスの植民地となり、開拓が進み、やがて1850年にゴールドラッシュを迎えます。オーストラリアは、ヴィクトリアの治世が終わる1901年に事実上の独立を果たしますがその後も英連邦の一員としてイギリス国王への忠誠を続けイギリスが参加した戦争には度々参加しています。

さらに余談ながら、英国の労働党の源流が先ほど述べたチャーチスト運動です。もちろんオーストラリアの労働党にもその流れは受け継がれています。反逆罪として多くの過激派チャーティストが島送りされましたから。極悪非道の犯罪者というより知的な政治犯?というイメージでしょうか?

ドラマは、若き日のヴィクトリアの愛の物語となっています。結構、偏屈な感じのアルバートですが、ヴィクトリアも偏屈な性格に描かれていますので、偏屈同士で仲がよくなるのでしょうね。しかし、この偏屈もの同士二人が結婚したら大変そう。国の統治(内政、外交)と家庭の差配(育児、教育)といろいろありますから。

(ちなみに、ヴィクトリアのお母さんがドイツ人です。イギリス王家の血にドイツ人の血が濃く混ざり合うことを忌み嫌って、イギリス人政府高官や王室関係者たちの多くは、ドイツ人のアルバートとヴィクトリアの婚姻を歓迎していません。幸せそうな二人を取巻く空気に不穏なものを感じつつ、物語は次週に続きます。)


# by zoompac | 2017-08-22 05:48 | 読書・映画・音楽 | Comments(0)

読書「翔ぶが如く 1巻」の司馬遼太郎の余談_シュテファン・ツヴァイクの「ジョゼフ・フーシェ」を読者に勧める名文章!

f0090954_05470771.jpg私は、以前、「翔ぶが如く」を読んだとき、司馬遼太郎氏の余談に影響を受けて、ツヴァイクの「ジョゼフ・フーシェ」を読みました。当時はフランス革命の知識が皆無で、読み取り辛かった記憶が残りました。佐藤賢一の「小説フランス革命18巻」を今年6月に読み終わりましたが、それをよむきっかけになった本がその「ジョゼフ・フーシェ」でした。

司馬遼太郎氏のお勧め本の宣伝文句として一流ではないでしょうか。

ここに備忘用に引用いたします。

「川路は、フランスで政治警察を仕入れてきた男である。フランスの警察では、「かつてフランスの警察を擁立したジョゼフ・フーシェこそ、文明社会の警察の聖者というべきである」ということを利かされ、フーシェについて知識のない川路はその通りに信じた。

川路の知らないことであったが、フーシェがヨーロッパの近代史上、信じがたいほどの変節の政治家であり、川路の時代よりずっと後、作家シュテファン・ツヴァイクの名作「ジョゼフ・フーシェ」によってその悪党としての性格と行跡を完膚なきまでに解剖されてしまった人物である。

ここまでくると引き込まれますね。司馬遼太郎氏は、実にこの読者の関心を引き込む、引き込み技の達人です。

フーシェは生涯を通じ、その保身において悪魔も及ばないほどの知恵をめぐらした。

かれは最初、カトリックの僧院にいた。フランス革命がおこると熱狂して僧院をとびだし、ジロンド派の仲間に入ったが、さらに過激なジャコバン派に投じ、ルイ14世を断頭台に送るについての強力な役割を演じた。

かれは典型的なジャコバンテロリストであり、南仏におこった反革命内乱を処理するについては残忍苛烈な刑をおこない、独裁者ロベスピエールの勢力が弱まってくると巧みにその反対側に回り、ロベスピエールを断頭台に送った。

フランス革命とその後の政治的変動期に、その時期その時期の主役は次の期にかならず没落したが、フーシェのみはいかなる政変がきても、つねに主流を嗅ぎわけて接近し、生きのびた。

総裁政府時代にはかれはパリの警視総監であり、いっさいの反政府勢力を弾圧して手も足も出なくした。

やがて、ナポレオンが執政になると、その警視総監として巧妙なスパイ網をめぐらしてナポレオンのために反対勢力の陰謀を封殺した。

かれは、その時々の主流に忠誠をささげ、その主流が没落しかけると死臭をいちはやく嗅ぎつけてつぎの主流に現在の主流を売りわたすという天才であり、このためフーシェはついに公爵にまでなった。

川路は、そういうフーシェの残した政治警察を学び、近代国家を成立せしめるための文明の要素であると信じたのである。

シュテファン・ツヴァイクが引用していたバルザックのフーシェ評によれば、フーシェの人間と生涯はつぎのような言葉でまとめられている。

「ナポレオンがもった唯一の名大臣」
「奇妙な天才」
「私の知り得るかぎりの最も強い頭脳」
「ナポレオンにさえ、ある種の恐怖を抱かしめた男」
「その容貌の底にうかがい知るべからざる深さをたたえ、そのときどきのかれの行動はその時期において誰も意味を察しないが、芝居がおわったずっとあとになってやっと合点のいく人物」

といったふうな男であったが、一方、川路はフーシェのはるかな後年の弟子でありながら、フーシェのようなマントをかぶった沈黙の政治芸や、権力に対する特異な執着というものをもっていなかった。

ただ、フーシェが敵の勢力どころか同僚の政治家たちをさえ戦慄させたほどの政治スパイの網をめぐらし、同僚の政治家の私行まで一手ににぎっていたということを、川路もできればその先哲にあやかりたいとねがっていた。

もっともフーシェはその陰鬱な特技を自分の保身のために用いた。しかし川路の可愛らしさはそのことが国家を愛する道につながっていると信じていたことである。」

どうですか? シュテファン・ツヴァイクの「ジョセフ・フーシェ」を読みたくなりませんか?

ちなみに、ジョセフ・フーシェがコティという名で登場し、フランス革命史を描いた「静粛に、只今天才勉強中」という倉多江美の漫画もあります。 今、読んでいますが、若きナポレオンやフーシェが出てきてフランス革命時代を生きた青年像が垣間見えて興味深いです。

ジョゼフ・フーシェを信望し、日本の警察組織の創始者となった川路利良については、伊東潤氏が「走狗」という小説を書いていますね。「翔ぶが如く」の番外編(スピン・オフ)として、NHK大河ドラマ「せごどん」が始まる前に是非読んでおきたいと思っています。
「下層武士から初代大警視(警視総監)にまで上り詰めた 川路利良は、剣の達人にして史上稀なる「国家デザイナー」でもあった」ってキャッチフレーズがいいですね。

# by zoompac | 2017-08-21 05:47 | 読書・映画・音楽 | Comments(0)

映画 スパイダーマン ホームカミング_いろいろな意味でお帰りって言いたくなる映画!

f0090954_07422923.jpg新鋭ジョン・ワッツ監督が、ピーター・パーカー役のトム・ホランドにイメージ造りに推奨した映画があったそうです。 彼が撮影期間中に10回以上観た映画とは「バック・トゥ・ザ・フューチャー」です。 そういえば、ちょっと間が抜けていてイケていないピーター・パーカーとマーティ・マクフライは相通ずるものがありますね。

そういえば、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」でも高校生のダンスパーティのシーンがありました。 マーティ・マクフライが苦労して過去の時代のお母さんとお父さんをくっつけようと努力していました。

高校生のダンスパーティってプロムって言うのかと思っていましたが、いろいろな種類のパーティがあるようです。

ホームカミングも高校のパーティという意味で使われるそうですが、卒業生も加わるパーティらしく街を出た彼らが帰郷して参加することからホームカミングと呼ばれるようです。

この映画「スパイダーマン・ホームカミング」におけるパーティにはピーター・パーカーはスパイダーマンとして忙しく抜け出してばかりでした。

ただ、この「ホームカミング」のネーミングには複数の意味合いを持たしているようですね。

マーベル・コミックが生んだスパイダーマンでしたが、映画ではソニー・ピクチャーズに権利が移っていたようです。 その映画化の権利をマーベル・シネマティック・ユニバースが取り戻したことを記念して、「スパイダーマン、マーベルの世界にお帰り!」って意味も含んでいますね。

それと、もう一つ、映画を観ればわかりますが、 ピーターがいろいろな事件を通して成長し、最後の最後に予想外の決断をします。彼自身の居場所を自ら選択したという意味でもホームカミングだったと思います。

そのホームにはメイおばさん(マリサ・トメイ)がいました。

ピーターにスパイダーマン・スーツを提供するトニースターク(アイアンマン)を演じていたロバード・ダウニー・Jrとピーターと同居しているメイおばさん役のマリサ・トメイといえば、映画「オンリー・ユー」が懐かしいですね。 イタリアのポジターノも登場するラブコメ・ロードムービーでしたが、そんな懐かしい映画を思い出させてくれたという点で私にとってのホームカミング映画(夢中で映画を観まくっていた頃の映画の1つで、そういう意味で郷愁を感じる懐かしい映画という意味で)でもありました。

「スパイダーマン」の敵役として登場したのは「バルチャー(禿鷹)」です。 地球外物質を使った強力なウィングスーツに身を包み飛行する「バルチャー」を演じたマイケル・キートンには、彼が主役を務めた「バードマン、あるいは無知がもたらす予期せぬ奇跡」での「バードマン」に通じるものを感じました。 この悪役にはもう一つの驚くべき家族思いの顔があります。 映画を観てその意外な取り合わせに驚いてください。

孫嬢は怖がっておばあちゃんと途中退場、せっかちな孫君はエンドロールの途中で出ようというので、エンドロールの後に流れ出た映像を見逃してしまいました。 続編がありそうです。

# by zoompac | 2017-08-20 08:01 | 読書・映画・音楽 | Comments(0)

映画「メアリと魔法の花」_7年に一度しか咲かない禁断の魔法の花「夜間飛行」を巡っての物語

f0090954_06392620.jpgキャラクターの造型等よくも悪くもジブリの色が濃く残った作品と言われればそうだし、ジブリのようでジブリでない作品と言われればそうだとも思える作品でした。

もともと、「借りぐらしのアリエッティ」「思い出のマーニー」のような静かな物語で有名な米林宏昌監督ですが、その路線からするとスケールが大きく、ジブリ作品のレベルからはやや小ぶりのスケールに思え中途半端な感じがありました。

魔女や魔法の世界にどっぷりはまるのでもありませんでした。 主人公たちが魔術を結局否定し魔法の呪縛から多くの動物たちを解放したからそう思えたのかもしれません。

それは、とりもなおさず米林宏昌監督が、ジブリの呪縛から自らを解き放とうとしていたメッセージのようにも、医学・科学技術の発展を制御不能になった魔法にたとえ、現代人の科学技術への盲信を諫めるメッセージのようにも思えました。

小1の孫嬢にとっては、意外ながら「パイレーツ・オブ・カリビアン」より、この「メアリと魔法の花」の方が怖かったそうです。

2011年の東北大震災の翌日に生まれた孫嬢です。2011年後、浮き彫りになった過信した原子力技術の脆弱さとリスクの大きさを彼女の潜在意識が魔法によって意の染まぬ形に変えられた動物達の悲しみと重ねたためかもしれません。

# by zoompac | 2017-08-19 06:39 | 読書・映画・音楽 | Comments(0)

映画「忍びの国」 小説より断然わかりやすかった銭ゲバ伊賀忍者軍団!

f0090954_05431693.jpg小説を読んだときピンとこなかった描写が、この映画では目からウロコが落ちるように理解できました。 やや原作とは違った筋たての部分もありましたが、原作を読んだ後の映画としてはよかったです。

大野智演じる「無門」も、原作にあった残忍さは影を潜め、無類の怠け者の面が強調されていました。 パイレーツ・オブ・カリビアンのジョニー・ディップ演じるジャック・スパロウの遊び心満載の演技に通じるものを感じました。

私が少年時代(約50年前)に読んだ忍者漫画(伊賀の影丸やカムイ伝、忍者武芸帳等)や映画漫画「サスケ」等では、上忍、下忍の主従関係は下忍の絶対服従が常識でした。 ところが、この「忍びの国」の面白さは、主従関係の厳格さはさておいて、カネの切れ目が主従関係の切れ目というドライさもあるという斬新な設定にあったと思います。

カネのためなら命も惜しまぬ働きに意欲を示すのですが、伊賀の国を守るという一銭の得にもならないことにはいたって無関心な銭ゲバというか傭兵根性丸出しの忍者の習性を描いていました。 割とリアリティのある設定のように思えました。

郷土愛があまり旺盛でないという点では、イギリスの統治下にあったインドのベンガル人を中心とする傭兵(セポイ)に似ていると思いました。彼らセポイはイギリスにお金で買われ、インド各地へのイギリスの侵略戦争の尖兵となって獅子奮迅の働きをしました。さらには、インド国外においても、当時のビルマとかマレー半島とかシンガポール、香港でのイギリスの軍事活動の中心的役割を果たしたのがセポイと呼ばれるインド人傭兵でした。

今でも、香港とかシンガポールのホテルでインド人のガードマンがいますが、セポイの末裔ですね。

そのセポイが反乱を起こしたことがあります。インドの独立運動に立ち上がったという高尚な理由ではなく、新しく配られた銃の薬莢に牛脂や豚脂が塗ってあったというのが原因でした。ムガール人の多くはヒンズー教徒やイスラム教徒で、前者は牛、後者は豚が問題でした。ヒンズーは牛を神聖視し、イスラムは豚を不浄視していたのです。その銃の弾込めに、薬莢を噛まなくてはならなかったらしく、宗教上の問題から、セポイが一斉にイギリス人上官に逆らったことから起きた事件でした。宗教上の問題がお金より国より大事だったのです。この反乱後イギリス軍の猛反撃を受け、結果としてインドのムガール帝国は滅亡し、逆にイギリス国が直接(それまでは東インド会社経由)統治に乗り込んでイギリスの植民地政策を盤石なものにしてしまいました。

映画「忍びの国」でも、伊賀の忍び集団が、第一次天正伊賀の乱で信長の警告にもかかわらず独断専行した織田信雄の軍を破ったものの、それがかえって藪蛇となり、信長を本気にさせ、第二次天正伊賀の乱で織田軍の猛攻に遭い伊賀の国は滅んでしまいました。 そういったところも第一次天正伊賀の乱はセポイの反乱と似ていました。

小説「忍びの国」 ではさらっと読んでしまった第一次天正伊賀の乱での忍者対武将の戦闘シーンも、ビジュアルではここまでの高揚感をもって観ることができるのかとすっかりこの映画に魅せられてしまいました。

忍者によるスケールの大きい合戦を観るのは初めての体験でした。 土遁の術や、木の皮になり切る隠蔽的擬態術も満載です。 忍者と言えば団体戦ではなく、個人競技でしょという人にも、ちゃんと応えてくれています。

原作でそうした設定があったのかどうかをはっきり覚えていないのですが、「川」の字の中での一騎打ちです。 鈴木亮平演じる下山平兵衛と無門の一騎打ちが滅茶滅茶迫力ありました。 ダンスの得意な大野智ならではなのでしょうが、相手との呼吸がピタリと合った殺陣を披露していました。 手に汗握る二人の戦いはすごいとしか言いようがなかったです。

一緒に観ていた小5の孫君もあっけにとられていました。和田竜の原作小説の映画「のぼうの城」を観たことのある孫君にとっては和田作品第二弾の「忍びの国」もとても満足のいく映画だったようです。歴坊(歴史物好きの坊や)誕生の予感がします。

# by zoompac | 2017-08-18 06:00 | 読書・映画・音楽 | Comments(0)

2017年も陸上1500mの中学生記録更新_石田洸介、浅川中(福岡)

f0090954_05191773.jpg去年は、800m、1500m、3000mで中学記録のラッシュという大当たりの年でした。

7月に愛知県中学総体800mで馬場勇一郎(上郷中)が抜群のスタミナと終盤になっても衰えないスプリント力を発揮して1分52秒43をマークし、33年もの間破られることのなった難攻不落の中学記録(1分53秒15)を一気に更新しました。

さらに、2012年に兵庫県の加古川中学校の池田親が29年ぶりに更新した中学生の1500mの記録(2012年当時の3分55秒90)の記録を岩手・河南中の佐々木塁(るい)が大幅更新(3:53.69)しました。

佐々木は7月にこの記録を樹立したのですが、佐々木の記録に及ばないながら、8月に、長崎・桜が原中の林田洋翔(ひろと)が3:55.44で、愛知・千種中の服部 凱杏(かいしん)が 3:54.49でそれぞれ池田親の記録を破りました。

林田洋翔は、その後10月のいわて国体少年B3000mで8分19秒14とそれまでの記録を2秒以上縮める中学新記録を打ち立てました。

去年のこれらの記録は、しばらく破れないだろうと思っていたら、今年7月の県中学総体で福岡・浅川中3年の石田洸介が1500mを3分53秒54で走り、去年打ち立てた佐々木塁の中学記録をあっさり更新してしまいました。(写真)

3000mの林田の記録も視野に入れているようで、8月20日~22日に開催の第44回全日本中学選手権@熊本では、1500mと3000mの二冠を狙っているようです。

全中で石田洸介がどのように活躍してくれるか楽しみです。

# by zoompac | 2017-08-17 05:20 | スポーツ | Comments(0)

70kg級の朝飛七海・真実姉妹に注目!_ インターハイ柔道2017

f0090954_05435193.jpg郡山総合体育館(郡山市)で行われている第66回インターハイ柔道競技、最終日の12日は女子個人戦4階級(63kg級、70kg級、78kg級、78kg超級)が行われました。

70kg級の個人戦では、団体戦で桐蔭学園高に初優勝に大きく貢献した朝飛七海が優勝し、個人、団体の2冠に輝きました。

朝飛は初戦から崩袈裟固「一本」(0:53)、大外刈「一本」(0:33)、上四方固「一本」(3:00)、「指導2」優勢勝ちと4戦して3つの一本勝ちを収める素晴らしい内容で決勝進出を決めました。迎えた決勝では田嶋由佳(東海大札幌高)を早々に見事な大外刈で投げつけこの試合も一本勝ち。頭ひとつ抜けた強さを見せつけ団体戦に続いてインターハイ「2冠」を達成です。 結果、内容ともに大会MVP級の素晴らしい出来でした。

朝飛七海は、昨年の全日本カデ(年末時点で15歳以上18歳未満)柔道体重別選手権大会の女子70kg以下級で優勝し注目を浴びていました。真価の問われるこのインターハイという大舞台で団体、個人の二冠を制した朝飛七海はその本領を存分に発揮してくれました。

団体戦でも、先鋒を務めた朝飛は、準々決勝、準決勝の2試合でいずれも一本勝ちを収め、その勢いは迎えた決勝の帝京高(東京)戦でも止まりませんでした。

まずは、帝京の対戦相手熊木悠花から開始早々に浮落「技有」を奪った後寝技に移行し横四方固で一本勝ちを果たします。さらに1-1のタイスコアとなったため出動した代表者1名による決定戦では帝京の最重量級の強者高橋瑠璃を相手に奥襟を叩き続け、4分の本戦を経たGS延長戦の開始早々に相手の支釣込足に鋭く反応、呼び込みながら捩じり返して「技有」を獲得し(写真)、桐蔭学園校女子としては初の優勝、そして史上初の男女アベック優勝に貢献しました。

この桐蔭学園高の団体戦には、朝飛七海(3年)の妹、真実(1年)も出場していました。

妹の真実は、昨年の全国中学柔道大会70㎏級の覇者です。

女子柔道の強豪姉妹としては田知本姉妹が有名ですね。リオ五輪金メダリストの遥(27歳)が70㎏、姉の愛(28歳)が78㎏超級ですが、この姉妹も高校時代(小杉高校・富山県?)から活躍していました。 2006年だと思いますが姉が3年時、妹が1年生のとき、7月の金鷲旗と8月のインターハイの団体戦で優勝、姉の愛はインターハイの78㎏超級の個人戦でも優勝して二冠を達成しています。

そういう意味では、この桐蔭学園高の朝飛姉妹は、田知本姉妹の再来かと思わせる活躍でした。 田知本姉妹を継ぐ最強姉妹柔道家登場としてこの朝飛姉妹の名も覚えておいたほうがよさそうですね。


# by zoompac | 2017-08-16 05:48 | スポーツ | Comments(0)

素根輝が研究しつくされ苦しんだものの最重量級制覇_インターハイ柔道2017

f0090954_05534534.jpg郡山総合体育館(郡山市)で行われている第66回インターハイ柔道競技、最終日の12日は女子個人戦4階級(63kg級、70kg級、78kg級、78kg超級)が行われました。

78kg超級は注目の素根輝が優勝し、3月の高校選手権無差別に続く高校柔道メジャー大会での春夏連覇を達成しました。

素根は4月のシニア大会の全日本体重別選手権優勝や7月の金鷲旗大会決勝での5人抜きなどですでに高校生離れした実力であることを立証していましたが、今大会では徹底的にマークされて意外な苦戦を強いられました。

素根輝(南筑高)は、準々決勝で高橋瑠璃(帝京高)をGS延長戦の末「指導3」(GS0:33)、準決勝では吉峰芙母絵(夙川学院高)を横四方固「一本」(3:44)と難敵二人を立て続けに破って決勝進出を決め、決勝では松田美悠(小杉高)に粘られたものの最後は袖釣込腰「一本」(2:21)でしっかり勝利しました(写真)。

しかしながら、優勝までの各戦いでは徹底的に研究され決着をつけるのにやや手間取りました。絶対王者の宿命ですね。世界陸上で徹底的なマークにあって苦戦を強いられた中距離界の超人ファラーを彷彿させる素根輝の個人戦でした。

素根は世界選手権@ブダペスト(8月28日~9月3日)の団体戦の日本代表に選出されています。世界柔道@ブダペストの最終日(9月3日日曜日@ブダペスト)に行われる男女混同団体戦での素根輝の活躍に期待しましょう。

# by zoompac | 2017-08-15 05:54 | スポーツ | Comments(0)
RELEASE INFORMATION NEW ALBUM

[通常盤]「Now On Sale!!」
TOCP-66380/¥2,548(税込)

[DVD付 初回生産限定盤]
「Now On Sale!!」
TOCP-66381/¥3,500(税込)

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